花粉症の人と窓を開けていいかどうかですぐに口論になる今日この頃、皆様どうお過ごしでしょうか? そろそろいろんな河川のエリアが釣り解禁になり、暖かくなって魚のライズも多くなってきたということで鉄板のドライフライであるエルクヘアカディスの作り方と使い方を書いていきます。 まずは材料はこちら ・#10~#12の針(大物狙いならエリモンもあり!) ・黒色の糸(スレッド) ・ダビング材(ダークタン) ・ハックル(白黒) ・鹿の毛
まずは針穴の根本から針の曲がり始めのところまでスレッドを巻いていきます。 これが緩いとすぐに壊れるフライになってしまうのできっちり巻きます。
針のお尻の方にハックルを巻き付け、胴体部分にダビング材をスレッドに絡ませて巻き付けていきます。 ペットボトルのフタとかに水を用意しておくと絡ませやすいです! ここでダビング材の量を多めにしてしまうと似せたい虫であるカゲロウに似なくなってくるので注意が必要です。
スレッドを針穴の方に移動してから巻き付けておいたハックルをハックルプライヤーでつまみ、全体に巻き付けます。 針穴の方まで巻き付けたらスレッドで巻き留めましょう。 あまり針穴ギリギリのところで巻き留めるとラインを通るときに邪魔になるので注意です。
最後にフライの大きさに合わせて切った鹿の毛を巻き留めて完成です。 鹿の毛は毛先側を使った方が自然に見えるので必ず毛先側で長さを合わせて使いましょう。 使い方は簡単! ライズ(魚が水面から顔を出すこと)がある場所や魚影の見えるところへキャストして食いつくのを待つだけです! 活性がいい時や虫を積極的に食べているフィールドでよく効きます。 使うコツとしては着水の際にラインを引き、フライで水面を叩いて着水音を出すことです。 着水音を出すと「虫が落ちてきた!」と魚たちは誤解して高い確率でライズをしてきます。 着地して波紋が収まってから10~15秒ほど待ち、食いつきがなければ再度魚のいるところへキャストしてみてください! このフライはまさしくマッチ・ザ・ベイトに特化した釣り方をするフライですので、その時の環境・活性などを考える駆け引きの多いスリリングな釣りを楽しめます。 是非皆さんも作ってみてください! それではまた!