確かに水温が安定している釣り場を選べば、エリアトラウトは通年楽しめるものですが、
ターゲットを絞って釣りたい場合や、時期によっては他のことをしたくなり、
一旦お休み、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(例えば鮎釣りに…など。)
私も昆虫採集のシーズンが始まりつつあったので、
そろそろ今期は終了というタイミングを迎えていましたが、
現職のメンバーと釣りの話をしていると、管理釣り場に行く流れに…。
うち1名は完全なるデビュー戦でしたが、サクラマスを釣ってみたいということで、
タックル一式を貸与&横に付いて実演を行いました。
※5月の末ということもあり、正直なところ「魅せられるか?」と不安しかありませんでした。
午前7時、開戦です。
私はシュガーミノースリム 70F、DDパニッシュ 65Fを使用。
(レギュレーションで7.1cm以上、5g以上のルアー使用が禁じられています。)
するとチラリとミノーを確認する良型のサクラマスの姿が。
しかし、モソッとしたその動きから、銀桜サーモンの悪夢が蘇る…
(あの魚はミノーへの反応が鈍いというか、本気のチェイスをなかなかしません。)
めげずにミノーをスライドさせると、
関根養魚場の個体のような本気チェイスが始まりました。
なんとこの2種類のミノーしか効かず…
しかし暫く味わえていなかった、良型特有の釣り味を楽しめました。
やはり熟成後の刺身は最高ですね。
体高も厚みもあるナイスな個体からは、綺麗な身が沢山とれます。
一部は白だしで漬けにしてみましたが、これもなかなかのものでした。
ちなみにエリアトラウト初の彼も、貸与したシュガーミノースリム 70F メッキアユ、
何とハイドラムF レモン牛乳(ジョインター別注カラー)で2本の釣果。
※私はハイドラムでサクラマスを釣ったことがありません。
何はともあれ、全員ボウズなし&彼もバッチリこの世界にハマったようでした。