これは個人的な遊びですので、自分での整備を推奨するものではありません。
怪我や故障があっても責任は取りかねますし、なにより面倒です。
大した値段はかからないので普通に業者へ任せましょう。
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前回のお話
高速道路走行中にインプレッサが壊れた。
原因は分からないがとりあえず思いつく簡単なところから修理を試みる…
ファンベルト交換をしたかった
それほど関係ないかもしれないが、ここ数日でスリップオンの出ていたファンベルトを交換することにしました。
あまり関係ないかもしれないが、もしかしたらテンショナープーリーの劣化で完全にベルトが滑っておかしくなってる可能性もあるし。
ということでサクッとベルトを外していくつもりが…
テンショナープーリーが折れれました。
外すときはちゃんと付いてたからこれが原因ではないと思うけど相当に劣化していたらしい。
仕方がないので適当に探して楽天で購入。
翌日には届いたのだがなんと
Amazonから。
販売店名違うし贈呈品の送り主が買ったところだしで完全に無在庫販売。
個人情報漏らしてるので一応楽天へは通報したが、まだこんなことをやってる業者がいたとはね…
部品番号は以下の2点
- 73131FC000(プーリーの方)
- 73134AC001(ベアリングの方)
交換方法
ここからが本番。
ベルトカバーを外す
まずはベルトカバーを外します。
ネジは2点(赤丸)を両方外してもいいですが、ここの交換だけであれば左上部だけ外せばカバーを右にめくれます。
私は邪魔なのでいつも全部外してますが。
ただアクセルワイヤーが固定(青丸)されたままだと邪魔なので、裏側から爪を畳んで外しましょう。
このとき右についているのがエアコンベルト、左に付いてるのがファンベルトです。
この車の場合、ファンベルトはパワステベルトも兼ねている。
この左側のがパワステ。
私の車は一度交換しているのでまだ新しい。
真ん中奥にあるのが多分クランクプーリーだが、車の構造には詳しくないので詳細は不明。
ベルトを緩める
まずはファンベルトを交換するためにオルタネータを下げていきます。
オルタの右側にある軸のボルトを緩め、その次にテンションを固定するためのボルトを緩めます。
この順番が違っても大丈夫だとは思いますが、私は怖いので必ずこの順番で外します。
最後にテンションを掛けるボルトを緩めていき、徐々にオルタを下げていきます。
交換が楽になるので一番下まで下げるとやりやすいかも。
次についでで交換するエアコンベルトを緩めていきます。
一緒に交換したほうが記録しやすいからってだけなので別々に交換してもいいが、ベルトの割れとかはこのときちゃんと見たほうがいい。
なので結局手間は変わらず、変わるのはベルトの金額くらいだがケチるほどの値段でも無いので普通は一緒にやるはず。
こちらはまずテンショナープーリーの軸を止めているボルトを緩め、その後にテンションを掛けているボルトを外していきます。
このとき怖がって軸をちゃんと緩めないと私みたいに破壊するので気をつけましょう…
ちなみに、私はここで破壊してしまったので、弾けるのが怖いからベルトを切りました。
切るんなら緩めないまま切っても多分一緒なのでそっちのほうが楽です。
ベルトを交換する
どちらも緩めたらベルトを外していきます。
ベルトが鳴くくらいであればかなり伸びていると思うのでおそらく簡単に外れるでしょう。
ベルトを外したら新しいものを掛けていきます。
このときプーリーの位置でわかると思いますが、エアコンベルトを掛けてからファンベルトを掛けてください。
そうしないとベルトが交差してしまい大変危険です。
画像でも見える通りエアコンベルトがエンジン側、ファンベルトがラジエータ側です。
ちなみに型は以下の2つです。
- 5PK880
- 4PK895
なお、同じインプレッサでも型式が違うと同じかわかりません。
GDAのC型であればおそらく同じものです。
ちなみに私は楽天でやすかったこれを買いました。
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※アフィリエイトリンクではないです。
※情報は執筆時のもので、価格や商品名は多分変わります。
テンションを掛ける
両方ともベルトを付けたらテンションを掛けていきます。
外すときとは逆でまずエアコンベルトの方から。
プーリーの軸にあるボルトをスムーズに上下できる程度へ緩めておき、テンションを掛けているボルトを締めて張ります。
ベルトの張りには既定値があるので、テンションメーター等で必ず確認する必要があります。
なお、テンションメーターを持っていないので私は手で判断して締めました。
多少緩いぶんには滑るだけですが、ゆるすぎると外れて巻き込まれますし強すぎれば切れますのでかなり危険です。
エアコンベルトが張り終わったらファンベルトを張っていきましょう。
これも外すときと逆の手順で張っていくだけです。
一応緊急時のために感覚を書いておきますが、指で10mm程度押し込んだときに問題なく押し込むことができ、かつ真ん中に硬くて細いワイヤーが1本通っているような感じです。
画像のこれはちょっと張りすぎ。
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張り終わったらカバーにスロットルワイヤーを取り付け、ボルトで固定します。
作業はこれで終わりです。
なお、予想通りこれでは直らなかった。
車両情報
車種 | インプレッサ WRX |
アプライドモデル | C型 |
型式 | TA-GDA |
エンジン | EJ20 |
ミッション | MT |