Softbankで購入したiPhoneのeSIMにmineo(マイネオ)を導入してデュアル回線にしてみたら回線が繋がらなくなった話

追記あり:2023/09/17

追記あり:2023/10/04

直土(ひたつち)です。

急遽メインで使っているソフトバンク回線とは別に回線が必要となり、空いているeSIMにmineoを導入したところちょっと苦戦したのでメモを兼ねて記事にします。
真似してもいいけど自己責任でね

なおこの記事はSoftbankのキャリア回線をメインとして維持したままmineoをeSIMで副回線として導入するための手順です。
他のキャリアや格安SIMなどと併用できるか私にはわかりかねますのでご了承ください。

またmineoのeSIMはAプラン(KDDI回線)のみですので、Softbankとは5Gなどの対応エリアが違うことも留意しておきましょう。

加えて、私が契約したのはデータ通信のみのシングルとなります。
SMSや電話のついたやつは未検証ですのでわかりません。

mineoの契約

何はともあれまずは契約からです。
mineoはWebか店舗へ直接行っての契約となり、どちらもメリットデメリットがあるので、より都合のいい方を選ぶといいでしょう。
ただmineoの店舗は少ないため多少ハードルが高いです。

Webでの契約申し込み方法

Webでの契約はサイトから申し込みページに行くか、すでに利用している知り合いなどから招待URLをもらいましょう。
招待URLからの登録か、招待コードの入力で事務手数料3,300円が0円になります。
一応私の招待URLを貼っておきますので使いたい人は使ってください。
発行側にも1,500円の割引がありますが、これは趣味ブログなので別に使わなくてもいいです。

招待URL:https://mineo.jp/syokai/?jrp=syokai&kyb=A8N1C0J1F0

招待コード:A8N1C0J1F0

実店舗での契約申込方法

次は実店舗で契約する方法です。
まずはmineoの店舗検索ページから最寄りの店舗を探しましょう。
あとは店舗に行って店員さんの案内に従い契約するだけです。
なお、予約が必須ではないですが予約をしてから行ったほうが良いかも。

ちなみに店舗によってはeSIMの即日発行に非対応な店舗もあるようで、私の場合は渋谷店に行きました。
先にサポートへ確認したほうが無難かもしれません。
私は11/19に電話して聞いたのですが、そのときは渋谷店と大阪店のみ対応していると言われました。

あ、あと契約から発行まで待ち時間があります。
30分でできると思いますが念の為1時間くらい見ておきましょう。

使用した端末

iPhone 12 for Softbank (SIMロック解除済み)
SIMロックの解除方法はSoftbankさんのページを見てください。

契約内容

  • Aプラン(eSIMはAのみ)
  • 電話無し
  • SMS無し
  • 5G対応オプション(無料)
  • その他オプションなし

毎月は使わないけど契約を継続するならパケットを持ち越せるオプションを付けたほうがお得かもしれない。
それは110円/月くらいだったと思う。

契約に必要な持ち物と設備

実店舗でもWeb申し込みでも必要になるものですので、これを用意してから契約しましょう。
また必要な設備が家にない場合は店舗に行ったほうが無難です。
なくてもできますが私は若干つまづきました。

必要な持ち物

  • 本人名義のクレジットカード(デビットカード不可)
  • 本人確認書類
  • 連絡用メールアドレス
  • 連絡用電話番号

mineoはクレジットカードがないと契約できません。
確認したところデビットカード非対応だったので、クレジットカードを作らないと駄目みたいです。
未成年の方は親に頼むか諦めましょう。

あったら嬉しい設備

  • Wi-Fi環境(今回は使わなくて後悔した)
  • SIM取り出し用のピン(今回は使わなかった)

必須ではないですが、私は困り果てたので合ったほうが無難です。
紹介した手順通りにやっれば不要だとは思いますが、失敗すると主回線(Softbank)も副回線(mineo)も繋がらなくなってこの記事が見られなくなります。
また電話もできないのでサポートへの連絡もできずかなり焦りました。
やっぱりあったほうが良いと思います。
どうしても用できない場合は店舗に行くか、ソフトバンクショップとかにいってWi-Fi貸してもらったほうが良いですね。
Wi-Fi無しで挑戦する場合は必ず自己責任でお願いします。

設定手順

実店舗で契約しても、Webで申し込みしても基本的に手順は同じです。
Webからの場合はメールで届くのかな?
そのへんは書いてある手順に従ってください。

本家の導入方法ページはこちら

eSIMの導入とプロファイルのインストールが必要です。
eSIMの追加だけでは回線を切り替えても動きませんので、必ず最後まで読んでください
また追加したeSIMを削除してしまうと再発行が必要になり、追加で手数料440円がかかります。

なお、本家サイトではプロファイルを削除すると再発行が必要と書いてありますが、mineoの行っている「プロファイル」と、iPhoneの「構成プロファイル」は別物です。

eSIMの導入

eSIMを契約したら導入しましょう。
mineoにも導入の手順が書いてありますが、一応こちらにも記載をします。
なお、PC(パソコン)ではなくSP(スマートフォン)のみを使った手順で説明します。

手順01

mineoのマイページから、ページ下部の「ご利用状況の確認」をタップ

手順02

「ご利用状況の確認」のアコーディオンが開くので、「ご契約内容照会」をタップ

手順03

ページ中程の「eSIMプロファイルダウンロード」をタップ

手順04

受付番号をフォームに入力し検索をタップするとQRコードとアクティベーションコードが出てきます。
今回はSPのみでアクティベーションを行うため、アクティベーションコードをコピーしメモアプリなどに貼り付けます。

例:LPA:1$AB-C1-234-D-EFG.HI.JK-LMN.COM$OP567Q890123R45S6TU78V9WX0123456

手順05

アクティベーションコードは一部の文字列しか使わないため、入力できる形式に整形します。
以下のように文字列が$で区切られており、そのうち黄色い部分だけを切り出しておきます。

LPA:1 $ AB-C1-234-D-EFG.HI.JK-LMN.COM $ OP567Q890123R45S6TU78V9WX0123456

AB-C1〜となっている方が「SM-DP+アドレス」、OP567Q〜となっている方が「アクティベーションコード」です。

手順06

iPhoneの設定アプリを開きます。

手順07

「モバイル通信」をタップします。

手順08

「eSIMを追加」をタップします。

手順09

「その他のオプション」をタップ

手順10

「QRコードを使用」をタップ

手順11

「詳細情報を手動で入力」をタップ

手順12

「SM-DP+アドレス」と「アクティベーションコード」に先程整形した文字列をいれて「次へ」をタップ
※確認コードは不要です

手順13

結構時間がかかりますので追加されるまで待ちます。
追加されたら名称を決めて優先する回線を選んで完了です。
私はすでに追加してしまったのでスクリーンショットがありません。

アンテナマークが二重になっていればeSIMの追加は完了です。

構成プロファイルのインストール

この手順を普通にやると全回線が繋がらなくなるので注意

eSIMを追加したら構成プロファイルのインストールが必要です。
私はこの手順を普通にやったらSoftbank回線にもmineoの回線にも繋がらなくなりました。
しかもWi-Fiがないので調べることもできず…皆さんは注意しましょう。

本家の記事はこちら

手順01

念の為iPhoneを一度再起動します。

※画像なし

手順02

再起動したらSafari以下のURLをタップして構成プロファイルをダウンロード
https://mineo.jp/apn/mineo-a2.mobileconfig
Safari以外のブラウザだと動作がわからないので、できればSafariで行ってください。

※画像なし

手順03

設定アプリを起動

手順04

「モバイル通信」をタップ

手順05

「モバイルデータ通信」をタップ

手順06

追加した副回線の方をタップし、切り替わったら戻るをタップ

手順07

「デフォルトの音声回線」をタップ

手順08

追加した副回線の方をタップし、切り替わったら戻るをタップ

手順09

「SIM」一覧の主回線の方をタップ

手順10

「この回線をオンにする」のトグルをオフにし、設定アプリのトップに戻る

手順11

設定アプリのトップに「プロファイルがダウンロード済み」と表示されているのでタップ

引用:Apple Inc. iPhone や iPad で構成プロファイルをインストールする

※画像がないのでAppleのヘルプページから引用

手順12

右上の「インストール」をタップ

※画像なし

手順13

iPhoneを再起動

※画像なし

手順14

設定アプリを起動

手順15

モバイルデータ通信をタップ

手順16

「SIM」一覧の主回線をタップ

手順17

「この回線をオンにする」のトグルをオンにし、前の画面に戻る

手順18

「モバイルデータ通信」をタップ

手順19

主回線の方をタップし、切り替わったら戻るをタップ

手順20

「デフォルトの音声回線」をタップ

手順21

主回線の方をタップし、切り替わったら戻るをタップ

以上でeSIMの追加と構成プロファイルのインストールは終了です。

接続のテスト

適当なページを開いて接続のテストをしましょう。
モバイルデータ通信で選んだ方の回線が使用されますので、切り替えをしながらどちらも使えることを確認します。

どちらの回線でも問題なく接続ができれば作業は完了です。

これを書くに至った背景

一時的に家のWi-Fi環境がなくなったためSoftbankでテザリングをしていたのですが、上限の30GBが終わってしまいました。

Softbankで追加の通信量は1GBあたり約1,000円…た、たけえ!!
ということで一時利用だし、eSIMの設定テストを兼ねてmineoを契約してみました。

ところが契約して全部設定をした瞬間すべての回線が使えない状態に…
mineoは電波立つけど使えず、Softbankは3Gの表示になりインターネット通信無し表示に…

一旦構成プロファイルを削除して色々試した結果、mineoの回線のみにして構成プロファイルを入れないと駄目だということが判明しました。
だから公式でもWi-Fi環境下でやってねって書いてあったのか。

そんなこんなで一応できたんですが、同じ症状になったりした記事が検索しても出てこなかったので、自分用のメモを兼ねて困った人がいたら参考にと思い書きました。

コメントもらっても返さないかもしれませんが、気づいたら返します。
一応自己責任でと書いてあるのでクレームは受け付けませんが、できない人のご相談には気まぐれでのります。

以上おわり

追記:2023/09/17

2023/09/15の21:00からiPhone15の予約が始まった。
私は「予約の準備」という訳のわからん予約の予約をしていたため21時から予約できたが、これをやっていなかった場合はいつから予約できるのだろうか?

なお、ネット回線の不調により最初の発送ロットからは外れてしまった。

買ったのはiPhone15 Pro Maxの512GB。
iCloudの2TBを契約しているので本体容量はそれほど必要ないだろうという判断だ。

機能的にはProで十分なのだが、いかんせん画面が小さい。
Plusでは画面が大きいが、3~5年使うと考えるとProのほうがいいだろう。
容量が少ない分、Proなら必要に応じて外部メディアに記録できるし。

そんなどうでもいい話題はさておき、問題になるのがeSIMの移行だ。
どうも記憶が曖昧だが、たしか買い替えると400円払って移行手続きをしなければならなかったような気がする。

無事できるかわからないが、自分のメモも兼ねてそれもまた記事にしようと思う。

追記:2023/10/04

iPhoneが届いたのでeSIMの移行をしました。
別の記事にまとめているので移行したい方はそちらを参考にしてください。

iPhone15 Pro Maxを買ったのでmineoのeSIMを移行する

2 COMMENTS

アバター トウマ

本当にありがとうございます。
この記事の内容と全く同じ環境でしたが、お陰様でLTE回線が復旧しました。
感謝致します

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