2023年2月半ばにpaconuma氏と共にある釣り堀に行きました。
ブラウントラウトが釣りたいというこだわりの強いpaconuma氏が提案した場所です。
私もブラウンを釣ってブラウン汁を作りたかったのでそれに乗っかりました。
以前頂き物のブラウンをウチダザリガニと一緒に煮込みラーメンを作ったところ良い出汁が出て美味しかったのでブラウンには一目置いています。
岩魚汁という料理があるらしくネギ・岩魚・味噌を入れて煮込むだけで作れるので簡単に料理したい時にお勧めです。味は貴重なタンパク源といった感じです。
目標はブラウン汁、ジャガー汁、タイガー汁、ロック汁、雨鱒汁などイワナ系の魚を使った味噌汁を作ることです。未だに岩魚汁しか作れていないので材料集めに勤しんでおります。

ウルトラスーパー美味いぜ
さて、ブラウンに期待を胸に早朝から激混みの釣り堀に並んで釣りを始めると全く釣れない。
朝から行列出来ていたので何かしら良いところなのだろうと期待していたが爆釣している人も大物掛けている人もいない。
水はクリアで目の前に40UPのアルビノニジマスがたくさん泳いでいるが全く反応しない。(アルビノが放されていることは来るまで知らなかった)
ミノーを投げても反応ない、仕方なくスプーンを投げても反応ない。放流があっても釣れない。
paconuma氏は小さなヤシオマスを釣っていましたが、こちらは小ニジしか釣れない。
昼が過ぎブラウンはいないということで諦めてひたすらスプーンを投げ続けていると、14時頃からアルビノニジマスがルアー追いかけるようになってきました。気まぐれなのか活性化してきた様子で適当に重いスプーンを遠投し底を泳がせていたらアルビノが釣れました。引きはそこそこありましたが貴重な食材を逃がしてならないと強引に連行しました。

ウルトラスーパーいいぜ
いつかは鹿島槍のを釣ってみたいぜ
41cmのメスでした。顎がしゃくれているオスを釣ったら剥製にするのも良いですね。
感想としては珍しいの釣れたけどアルビノといえどただのニジマスなので味は期待できないだろうなぁと嬉しいと残念な気持ちが半々でした。解体したところ卵巣が小さかったのでノーマルより成熟が遅いようです。
結局ブラウンは釣れませんでした。無念。

小ニジは干し物行きでアルビノはどう料理しようかと考え、とりあえず熟成させておいて刺身と竜田揚げにしました。
刺身は少し脂がのったサーモンでした。ヤシオマスの暴力的な旨味を知ってしまった後では若干物足り無く感じました。
竜田揚げは漬けたタレのおかげでおいしく食べられ、身自体は淡白な味わいで微妙でした。脂はあるのでバターで焼くだけで良かったかもしれないですね。
頭など残った端材はあら汁にして無駄なく料理しました。ヤシオマスの端材も入れたので脂ぎったカオスな汁になりましたが美味しくいただきました。
マスづくしを堪能した1日になりました。

回転寿司のサーモンの様な旨味を感じた
頭や端材はあら汁行き

豚汁と変わらないほどの脂が出た
2025年の年始に2回に渡り白河へ行ってきました。
白河は子供の頃に付き添いで行ったきりで釣りはしたことなく行ってみたいと思っていたのですが、コロナが流行ってからここ数年は魚が小ぶりになってきたと聞いて行く気がでませんでした。
しかし、今回は大き目のアルビノ虹を放流していると情報を得たため行ってみました。
釣果は2回とも40cm台のアルビノニジマスをペアで釣ることができました。
9時くらいにアルビノ含め太物をドバァーと豪快に放流していたのでそれを釣り上げた感じです。
しっかり肥えているので体高は高く50cm台かと思う程に大きく見え、鰭ピンでパワフルな引きが楽しめました。
そのほかノーマル虹、ブルック、コーホ、ブラウンと豊富な魚種が釣れて満足しました。
アルビノニジマスのオスは白子ありでも刺身で食べられる程度に肉厚で脂が残っていましたが、メスは卵に栄養取られて身がスカスカ気味だったのでギリギリ焼いて食べられるかなといった具合でした。
肝心な味は刺身・焼き・いくら全て美味しかったです。(白子は好みではないのでパス)
2倍体の普通のニジマスなので3倍体のような強烈な旨味とは遠いですがそれでも十分な味でした。
2023年に釣ったアルビノより美味しかったので、アルビノとノーマルで味に違いがあると言うよりも単に養魚場の育て方次第で味が決まってくるのだと思います。林の魚は美味い。