茶鱒という魚

ご無沙汰しております。
ミノーチョンチョン漢ことpaconumaです。

近頃は釣行の殆どがへめねけ氏とのコラボとなっています。
関根養魚場さん、増井養魚場さんが主なフィールドなのですが、
彼が隣でヤシオマスを掛けることはあっても、
私はレギュラーレインボー、サクラマスのみという状態で、
ネタ不足が慢性化しておりました。
道理で触れられることもないわけだ

これはいけないと思い、私は全く別のターゲットへ挑むことに。
その魚はよく「〜ほど美味しくはない。」だとか、
「マズい。」、「食うほどのものじゃない。」と散々な言われよう。
おまけに河川への定着が確認されると、他種そっちのけで「害魚」の二文字で叩かれる始末。
しかし、私は知っています。
カッコ良く、ガッツがあって、美味しいと三拍子揃ったウルトラスーパーいい子であると。

エリアトラウトの世界に足を踏み入れたばかりの頃、
シュガーディープを手にして挑み、コーホーサーモン(銀鮭)3匹という貧果に終わった因縁の場所。
那須白河フォレストスプリングスさん。
画像は駐車場から一番近い3rd Pondです。


今の私にはシュガーミノースリム達と、サクラマス相手に培った釣方があります。
しかし、ここで通用するのだろうかという不安に加え、
飼料代&魚代の値上げに伴うライセンス料金の値上げ(1日券は2023/5/5現在¥5,000)があり、
半日券(¥4,000)でのチャレンジです。

小さいですが本命です。
最後に釣ったのはもっと小さいのを上永野フィッシングリゾートさんで。
要するに見れるサイズを釣ったことがありませんでした。

シュガーミノースリム70F キンクロをキャストし、トゥイッチしてスライドアクションさせ、
すぐに食ってきたのがこのブラウントラウトでした。
実はこのカラーで魚に口を使わせることができたのは初めて。
(この後、カラーについての考えが180°変わります。もう手首にモーター入っているレベルで。)

95Fでも見事にフロントフックをガッツリ咥えてきます。

お次は95F ケイムラパールワカサギ。
これまた活躍してこなかったカラーでしたのでたまげました。

その後は1st Pondへ移動。

ああ、キンクロってブラウンに効くんだな…
ここでちょっと変化球。
ムカイ KOMAYA31 鬼怒川の餌を使用。
70F メロングローで。
サクラマスに似ていますが、ヒレの形状や付き方が異なります。
また、内臓を出し、めふん(血合い≒腎臓)を掻き落とす際、
優しくしないとサクラマスよりも身が弱く、肋骨が肉を突き破ってきますので慎重に。
ただ、美味ですよ(私的序列はサクラ<ブラウン<コーホー)。

この日の上がり鱒はコーホーサーモン(銀鮭)となりました。
色物好きの私としては、ブラウンを仕留めることができて良かったですが、
残念な点がひとつ。

ポンドというポンドにこれでもかと藻が繁茂しており、
某先生のように大型スプーンでディープレンジに溜まる大型レインボーを狙おうものなら、
毎度毎度緑の塊をサルベージしてしまいます。

爆釣しているフライ家族のスカリを遠目に見るに、まだ大きな魚は確かに入っているようですが、
以前に比べて魚が小さいというレビューがちらほら見受けられるのは、
ポンドがほぼフローティングミノー、表層系スプーン、フライでしか戦えない状態にあるためではないでしょうか。

今回出会った魚はいずれも怪物、化け物、大型といえるようなサイズではありませんでしたが、
林養魚場さんの魚であることに変わりはなく、大きめのミノーにも果敢に挑んできて、よく引きます。

再訪した際は、庭園よろしくポンドもピカピカになっていることを期待していますね。

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