秋のWDオオクワガタの産卵セット

●8月下旬に採集したオオクワガタのその後について

オオクワガタ
2022年8月下旬採集
41mmと38mm


数日間プロゼリーを与えてからニクウスバ茸の植菌材で産卵セットを組みました。
ところが有識者曰くこの時季に採れたオオクワガタは産まぬと。
とにかく何でも試してみるものさという事でやってみたしたが、セットを組んで2週間ほど経過した9月半ばには2匹とも寝てしまいました。
齧りはしましたがオオクワ特有の材を破壊するような感じではなくちょこっとだけ。
グランディスのセットを組んだ際に材を尽く破壊していたのに全く産んでいないのことがあったので、この程度では冷やかしかなと思い放置していました。


その後有識者が訪問した際に材を見せたところ本気の齧りであると。
本当か?などと思いながら10月になってから割ってみると2セット共に幼虫が出てきました。
採れた数は多くなかったので今回は運良く産んでくれただけで、秋に採れたオオクワは翌年産ませるのが正攻法なのでしょう。

38mmの産卵セット
試しに割ってみると幼虫の食跡が
2本とも少し齧っただけでも産んでいた

●植菌材に関して

急ぎだったので入手しやすさ優先で用意しましたが芯の部分が太くハズレが多くありました。
専門店と言ってもクワガタに精通していない者が担当しているのか全く朽ちていない生木を産卵木として売っていることもあるので困ったものです。

ブリードを成功させるためにも、質の良い材を信頼のあるお店から買うことも大切ですね。

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