著者は最近アガベという多肉植物にハマっておりまして、近所の植物屋で苗を買ってみたり生態について勉強してみたりしておりました。 その過程でベアルートという親株fからそのまま切り離した根のない子株を買う機会があったのですが、まぁ~これが発根が難しい。買ってから発根するまで1か月もかかってしまい、その間に腐ってしまわないか気が気でありませんでした(発根に関しての話はまた別記事にて) しかし子株以外で安く人気のアガベを入手するのは難しく、どうしたものかと考えていたところ、輸入した種から発芽させるやり方で実生から育てていけば安く手に入ってそれぞれ個性のある株になるという情報を手に入れたので早速アガベ チタノタ オテロイの種を購入しやってみることにしました。
アガベの種を発芽させる方法は水に沈めたままにして発芽まで待ったり、土に埋めて腰水で管理したり、変わったところだと炭酸水につけるという方法があったのですが、「もし発芽させるならアガベの祖い速環境に合わせた方が発芽率がいいのでは?」と考え上記のやり方は却下しました。 ということで現地の状況に近づけるべく原産国のメキシコの天気を調べたところ、どうやら5~10月ごろは雨期にあたるため、イメージしていたサバンナのような環境ではなく突然のスコールがザバーっと短い時間で振るような環境のようでした。本を読む限りアガベの種まき時期は4~8月で、現地の環境と種まき時期を照らし合わせると発芽するのは雨期ごろ。 上記のことを踏まえると種が発芽するにはある程度湿気った環境が必要だと考えまして、用土は腰水で湿らせたバーミキュライトを使用することにしました。 湿気った環境であれば水に沈めておけば発芽するというやり方が正解な気もするのですが、「植物は呼吸をする」という大前提を考えた場合発芽したまま時間経過したら窒息してしまうのでは?と思ったのとその後の植え替えの際に根を傷つけてしまいそうだったので、最初から土に植えることにしました。 そしていざ植えようと種を開封したのですが、これが思ったよりペラッペラの種子でしてこのままだと発芽までの水分が足らないのでは?と考えたので3時間ほど水に浸して給水してもらうことに。 そして植え方なのですがアガベ自体が好光性の植物であることを考えまして土の上に埋めずにポン置きしていきました。最後にラップをかけて保湿します。
植えてから3日ほど経過すると種から芽が出始めました。 10粒購入したうち10粒とも発芽していたので、このやり方はかなりよかったのかもしれません。
さらに1週間ほど経過するとヒョロっとした芽がだんだん伸びてきました。
今後も様子を見て葉が3枚ほどの子株になったら腰水をやめて水はけのよい用土に植え替えていこうと思います。
それではまた!