【GDA修理シリーズ #03】O2センサ、A/Fセンサの交換

これは個人的な遊びですので、自分での整備を推奨するものではありません。
怪我や故障があっても責任は取りかねますし、なにより面倒で最悪死にます。
またこの記事にある商品リンクにアフィリエイトやプロモーションは一切含みません。

前回のお話

手軽なベルトから手をつけるもテンショナープーリーが破損。
部品を楽天で頼んだらなぜかAmazonから届き、きっと私の個人情報も大陸に届いたことだろう。

簡単な作業なのでサクッと終わらせたが、やはりインプは直らなかった。

O2センサとA/Fセンサの交換

事前検査のために用意したもの

インプレッサに限らず、似たような車であればよく聞くのがO2センサとA/Fセンサの故障だ。
O2センサとA/Fセンサのどちらかが壊れると排気ガスが臭くなったりエンジンが息継ぎしたりといった症状が出るらしい。
出るらしいが一度もなったことがないので本当なのかは知らん。

実際のところ死んでいるのかも出しかめたかったため、ATOTOで売っているOBDⅡを注文した。

またこれだけでは検査できないので、iPhoneアプリのCar Scannerというものをインストールした。
基本的に無料でいいと思うがとても使いやすく、ありがたいアプリだったため買い切り1,000円の課金をした。

事前検査というか作業の裏付け

んでまあ使い方を知りたい人は各自勝手に調べてほしいのだが、使い方を探りながら色々なところをいじっていると廃棄の試験で不合格という文字と赤い数値が出てきた。

これが何なのかは未だにいまいちよくわからないが、おそらく空燃比だか燃調だかがおかしいのだろうということは察しが付く。
またこれとは別の画面で「酸素センサー」なるものが不合格となっている。
これはおそらく、というかほぼ確実にO2センサのことだろう。

これでほぼO2センサとA/Fセンサがおかしいのだろうということはわかったため、部品を買って作業をすることにした。
のだが、なんせこの2つはそこそこ値段がする。
普通に純正品を買ったのでは数万円ほどかかってしまうので自分でやる意味が無くなってしまう。

ということでとりあえずヤフオクで売っていた安物を買った。
まあとりあえず原因を潰す期間だけ動作すればいいから何でもいいのだ。
不良だったりしたらそのときはまあいいかなということでとりあえず購入。

スクリーンショット取ったら色が変になったが面倒なのでこのままで勘弁願いたい。

また、私が持っている工具にはO2センサを外すソケットが無いということでソケットを2種類買った。
どちらか片方でもいいかもしれないが、私はどちらか一方では作業しにくかったため両方買っていいと思う

公式オンラインストアのリンクを張ったが私は実店舗で購入した。
ちなみにたまたま立ち寄った館林市のアストロプロダクツに行ったが、品揃えがかなり多くてよかったので近くの人はそこに行けば他の工具もそろうと思う。
アストロアンチはどこか違うところで買ってくれ。

これですべて揃ったので作業に入る。

交換方法

ここからは私が交換したときの手順だが、何度も言う通りくれぐれも自分で作業はせず業者に任せた方がいい。
私は遊びだからいいが、人によっては動かなくなたときに移動の足がなくなる。
また、事故っても全く責任は負えないうえ、ジャッキアップして下に潜るので最悪死ぬ可能性もある。

車のジャッキアップ

日常作業なので細かいところは割愛するが、車の前後をジャッキアップしてウマをかける。

O2センサは右前輪ところにあるのでそこだけタイヤを外し、最悪落ちてきたときの緩衝材のために車の下へ入れておく。
また念のため油圧ジャッキもフロントを持ち挙げない程度に掛けておけば心理的には安心だ。

なおここで注意が必要なのは、アプライドモデルによってA/Fセンサのいちが微妙に違うようだということだ。
私のC型では右前輪のところにあるが、D以降なのかSTi7なのかは分からないが、インタークーラー裏のタービン横についているものもあるらしい。

ややこしいな…

もしそちらの型に乗っている人は別で適当に調べてほしい。

A/Fセンサの交換

右前輪を外すとプラリベットで固定された板がある。
このプラリベットは押し込み式2つとネジ式2つだが、おそらくどちらも劣化しているので予備部品を用意しておくと安心だろう。
私はなかったのでそのへんで買ってきたが、もう一台車がないとなかなか難しい。

このリベットを抜いて板を外すと少し右上の隠れたところにA/Fセンサが露出する。

つけ直した画像で申し訳ないが、この辺についていると思ってもらえれば。

ここは横のクリアランスがないため、22mmのソケットでないと外すのが厳しかった。
ソケット型なら最悪レンチなどでも回せるので、長さが入るならこっちのほうが使い勝手がいい。

ここが外れたら配線も外さなければならない。
エンジンルームを開けてエアクリボックスを外すと、赤丸の配線を固定するステーが見えるようになる。

このイグニッションコイルと共締めされているステーを外し、カプラから配線を引き抜くことでA/Fセンサの取り外しが完了する。

逆の手順で変えのセンサをつければ完了なのだが、A/Fセンサをねじ込むときは必ずネジ部分にカッパーグリスを塗りましょう。
これを塗らないと次に取れなくなるので、できればではなく必須となる。

O2センサの交換

続いてO2センサを交換していく。
これの交換には車体の下に潜る必要があるため、おすすめは市内がもしやらなければならないときは必ず助けてくれる人を待機させよう。

これくらい潜っているので、一人作業ではもし落ちてきたとき腐敗臭で発見されることになる。

まず場所だが、A/Fセンサと違って下に潜ればすぐに分かる。

この場所は22mmソケットだと高さが出すぎてしまうため、差込角9.5mmの方でやった方がいい。
A/Fセンサと作業が被るため詳細は省くが、外して配線を辿ってそちらも外し、カッパーグリスを塗って死んっピンに付け替えレバ作業完了。
あまり力をかけてウマから車が落ちると誇張ではなく本当に死ぬので慎重に行う必要がある。

センサの新旧比較

おそらく作業以外に興味はないだろうと思うが、一応センサの新旧比較をしておく。

A/Fセンサの新旧比較

左が旧、右が新

センサー部分がかなり黒く焦げているのがわかる。
すすがついているだけではなく、実際に黒く変色してい待っているようだ。

まあターボのすぐ後ろだしそうなるわな…

O2センサの新旧比較

同じく左が旧、右が新

案外こっちのほうが酷く、かなり変色してしまっていた。
こちらはOBDⅡでも信号を拾っていなかったため完全に壊れていたのだろう。

エンジンを掛けてみる

流石にあつすぎるため作業完了後は一旦時間をおき、ある程度涼しくなってからテストをしてみた。

最初はうまく行ったかと思ったが、アクセルを煽っても回転数が上がってくれない。
もちろんリセットしたあとなので以前の不具合がECUに残っているわけではないので単純に直っていないんだろう。
少し時間を置くとストールし始め、かなり車が揺れてきてしまった。

検査で信号が来ていなかったためこれで直らないのは流石に予想外なため若干の焦が出てくる。
あとはエアフロセンサーがあるのでそれを変えて治ればいいのだが…


車両情報

車種インプレッサ WRX
アプライドモデルC型
型式TA-GDA
エンジンEJ20
ミッションMT

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