【国産トリュフを求めて #01】日本のトリュフは巷で言われているほど簡単に見つからない

トリュフ

拝啓

暮秋とはいえ心地よい秋晴れの日が続くこのごろ、お健やかにお過ごしのことと拝察いたします。

私は昨年10月より名古屋と東京勤務で周りに自然がなく、それはそれは腐っていました。
しかしながらこの度群馬へ帰郷できる運びとなり、現在あの頃の活気を取り戻しつつあります。

やったね。

さて、11月になると落ちた胡桃や銀杏の果肉が腐り、ちょうど中身が拾いやすくなってくる時期でもあります。
せっかく山があるので拾いにでも行こうかなと思ったのですが、たまたまネットで記事を見ていたところ、かねてより採取してみたいと思っていたものが出てきました。

そう、タイトルにある通りトリュフです。

トリュフとは

皆さんはトリュフをご存知ですか?ご存知ですよね?
世界三大珍味で知られ、黒い宝石やキッチンのダイヤモンドと呼ばれるあのトリュフ。
和名では西洋松露(セイヨウショウロ)なんて呼びます。

トリュフ
出典:写真AC

正確に言えばあのたっっっかいトリュフとは別種となり”アジアクロセイヨウショウロ”や”イボセイヨウショウロ”と呼ばれるものです。
以前から日本で取れることは知っていましたし、取れる条件や時期などについても知識としては持っていました。
しかし実際に自分でとってみたことはありません。

これは何としたこと。
食料採取マニアを自負する見としては恥ずべきことであります。

トリュフを探しに行ってみる

色々調べていると割とそのへんに生えるということで、一旦家族所有の山へ探しに行ってみることに。

ちなみに今回狙うのはイボセイヨウショウロの方です。
もちろんクロの方でも良いのですが、どうもイボの方が香りが強いらしく、よりトリュフに近い香りを楽しめるそうな。
また白トリュフも少数ながら存在しているようで、これも狙って行きたいと思います。

ただこの白トリュフが厄介で、どうやら松の木に付くらしいということはわかっているものの、群馬の場合はイモタケも大量に生えるため素人では見分けることが難しい。

まあどちらにしろ食べられるし、売るわけでも無いので同定できるかどうかは気にしないことにしましょう。

勝手に野営された痕跡以外にはムカゴと毒キノコくらいしか収穫がありませんでした。
残念…
とりあえずムカゴは美味いのでそれだけとって移動

所有している山での採取は諦め、下山途中に合った川沿いの山林へ入ってみました。
目を凝らして探しますがそれらしいものは見当たりません。

少し置くまで入ってみるとツチスギタケ(モドキ?)の群生地が。

以前はスギタケを食っていたみたいですが、いまは毒があるということになっているようです。
詳しくないので同定できないため今回は採りませんでした。

うーん…
そのへんに生えているとのことだったが全然見つからない…

これは一人でちょこちょこ回っているのでは見つからないと思い先細り警備隊各員に連絡した所、へめねけ氏ととうせん坊氏に同行してもらえるとのことで、予定を合わせトリュフ探しへ向かうことにしました。

11月末だと遅いかもしれませんが、とりあえずポイントだけでも開拓できればなぁ・・・

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追記:2023年

この記事を書いた数週間後に、松露を取りに言っていた方が土を掘り返して炎上していた。
大手の野色系の方々も話題に触れていないため、しばらくトリュフは諦めようと思う。

1年ほどあけ、もし見つかれば記事にする。

見つからなくても気が向いたら記事にする

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