週末は三倍体三昧

11月下旬から12月半ばまでの出来事。
秋は気温が高かったせいか釣れたり全く釣れなかったりしました。11月中旬以降からは冬らしく気温が下がりぼちぼち釣れるようになってきました。
「普段出会えないマスとめぐり逢えたら、趣味はディナステス、マスの釣り方わかりません。アワセ遅いです。」が自己紹介であるミノーつんつんおじさんのへめねけは性懲りもせず週末は食材集めです。

●三倍体 その壱 銀桜サーモン(中)

かなりミノーの反応が良いつんつん日和でした。対してスプーンやクランク、フライは反応悪くミノーつんつんできない人達は結構苦しかった様子です。
ミノーで2匹、スプーンで1匹のサクラマスの三倍体である銀桜サーモンを釣ることができました。
銀桜としては小ぶりで大きいものでも40cmでしたが二倍体SKRと違って肉厚で体高が高く素晴らしい姿をしていました。
しかし、どれもなんかちょっと重いな程度で釣りファンを満足させる釣り味はいまいち感じられませんでした。

食材としては焼きは普通に美味しい。
刺身は背中側は薄い感じもしましたが腹回りは脂が乗っていて美味でした。
醤油ではなく山葵を付けるのが妙にマッチングしていました。
ところで銀桜の1匹だけ極小の卵がぽつぽつ付いた卵巣らしき器官があったような気がしましたが果たして何だったのでしょう。

●三倍体 その弐 ヤシオマス(小)

この日は予定まで時間を潰す必要があったので行くなと言われていた水遊園に行ってみました。なんでもためしてみるのさ。
ルアー池は10人ほどいましたが話通り生命が感じられない池でした。
近くで釣っていたおじさん曰く僅かながらヤシオマスの放流があるらしく、それが釣れなければ坊主で0か1かの世界とのことでした。

何も釣れない時間が続いてしばらくすると大きな漬物桶を運んで何かしら少量を放流しているのが見えました。
それから放流をぶっこ抜く色のスプーンを投げまくっていると手前に寄せたタイミングでふら~とやる気なさそうなマスが近づいてきてスプーンを咥えました。逃したら坊主なので釣り味を味わう余裕もなくすぐに釣りあげました。
40cmあるかないかくらいに小さいのでただのニジマスだと思っていたら釣り堀のスタッフ曰くヤシオマスとのこと。最近はヤシオマスは引っ張りだこで大きい物が来ないらしいです。本当か?

結局昼までにヤシオマスが釣れていたのは私含め二人だった気がします。それ以外の人達はほぼ坊主です。
やはりここのルアー釣りは敗北する可能性が高いです。よっぽど暇ではない限り行かない方が正解かと。エサ釣りの方は結構釣れるのでファミリーに人気です。ただ仕掛けが古くしょっちゅう切れるので太物をバラシした思い出があります。

ミニマムサイズのヤシオマス

解体したところ卵巣が無く確かにヤシオマスでした。
全部刺身にして食べましたがこのサイズでも銀桜サーモンと違って全身に確かな脂が感じられ美味しゅうございました。

●三倍体 其の参 銀桜サーモン(大)

風が強くて基本釣れない、止んだタイミングのみ釣れるという奇妙な日でした。
スプーンを投げても比較的簡単に釣れるニジマスの反応がないので諦めてずっとミノーつんつんしていました。
一時的に風が止んで水面が穏やかなになるとSKRが釣れ始めたのでこれ見よがしにつんつんしまくると寄せてきたタイミングでデカい銀色の魚体がミノー咥える姿が見えました。マッチングしてすぐに釣りあげたので釣り味は微妙でした。今更ですがSKRは岸まで追いかけてきてから掛かることが多いので釣り味を味わうってのは難しいですね。
夕方にもデカいのが触ってきたように見えましたがそれっきりでした。

49cmの銀桜サーモン シュガーミノースリム95Fが小さく見える
むーちゃでは銀色の釣果は理想的とされる

このくらいの大きさになると十分に脂が乗って刺身もより美味しいものに仕上がっていました。それでもヤシオマスより優しめな脂なので気分で食べ分けしても良いでしょう。

12月下旬からはとても渋くまともに釣れなくなったので三倍体三昧はここまで。
1年前の同じ時期の釣果と比べても渋く、釣れなくて発狂しそうだわ。

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