人生はやしお

ヤシオマスとは栃木県の名産のニジマスです。
三倍体にして繁殖に使う栄養を全て肉に回すことで旨くなっています。
たまに大物=三倍体のような認識の人がいるのでどういったものなのかググったりAIチャットに聞いてみてください。
ここ数か月、管釣りに行くとまれにヤシオマスが釣れ、その暴力的な旨味を味わうことができました。
少し前までは「人生はSKR」と言っていたけれどもヤシオマスも良いです。
無能な取締役よろしく手にモーター入っているレベルで言っていることの手のひら返しが激しい私ですが、こだわりが強いと考えが縛られて新しい発見ができませんので柔軟に生きましょう。

今までヤシオマスはスプーンを底で泳がせていると釣れています。残念ながらクランクの使い方が分からない。その引きは最初はアナカリスの群落を引っかけたかなといった具合に重い感覚で瀬まで寄せてくるとやっと暴れる感じです。SKRのように「釣り人を満足させる釣り味?」は得られませんが、謎の重いものを引き寄せて見えた巨体に興奮する楽しみはあります。
追伸:ヒレピンの尾鰭に引っ掛けた時は爆走されたので引っかかりどころ次第っぽいです。バテるまでは早いのでそれまで凌げばなんとかなります。

なりふり構わずとにかく釣ってやる勢はセニョールや豆みたいなもの投げているのを見かけます。そこまで堕ちる必要もなく普通の釣りでも釣れるということを示していきたい所存です。
村田基監修の某3号池で口にセニョール付けて泳いでいるデカマスを見て何とも言えぬ気分になりました。無念。

ヤシオ狙いで困るのがベイビーなニジも釣れてしまい、基本釣れたものは持ち帰る派なのでそれらは干し物行きです。ベイビーニジは下手に料理するより干し物にして甘いタレを塗って焼くのが無難だと学びました。

干し物の製造現場

放流後は餌を十分得られないことが多いため、時間と共に痩せ細って味が落ちるので放流直後の個体を狙ったり、養魚場直営の管理釣り場に行くのがおすすめです。味にこだわるのなら釣るよりも肥育された活魚を買った方が無難でしょう。
いつもの淡白な白身のニジマスではなく赤身で脂まみれのヤシオマスを釣って味わってみるのはいかがでしょうか。

やしおギャラリー

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